ELTEAです。
サッカーを観戦していると、「ダービーマッチ」という言葉を聞くことがあると思います。
「ダービー」というのは他の試合とどう違うのか？
世界にはどのような「ダービー」が存在するのか？
ライバル関係にあるチームを知ることで、ピッチ内外でのバチバチの関係性を知り、サッカーをより楽しみましょう！
「ダービー」とは？
そもそも「ダービー」というのは何なのかということですが、調べたところによると、イギリスの地名「ダービー」が語源であるとのことです。
「ダービー」という町で町内を二分するフットボールの試合が行われ、そこから、町を二分して戦うような試合を「ダービー」と呼ぶようになったのだとか。
なので、基本的に「ダービーマッチ」というのは同じ地区に存在するクラブチーム同士の試合を指すというわけですね。
ただ、同地区でなくても世界的に注目度の高いチーム同士の試合は「ダービー」として扱われるみたいです。
チーム間のライバル意識が強く、なによりファンの熱量が凄いので、移籍などが実現しにくいのも特徴で、移籍すると禁断の移籍なんて言われたりもします。
余談ですが、競馬の用語である「ダービー」はまた別の由来があるらしく、こちらは人名から取られたとか…。
イングランドの有名なダービーマッチ
| ダービー名 | 対戦チーム |
|---|---|
| マージーサイドダービー | リヴァプール vs エバートン |
| マンチェスターダービー | マンチェスターユナイテッド vs マンチェスターシティ |
| ノースロンドンダービー | トッテナム vs アーセナル |
| ビッグロンドンダービー | アーセナル vs チェルシー |
| ノースウエストダービー | マンチェスターユナイテッド vs リヴァプール |
やはりイングランドプレミアリーグにおいて「ビッグ6」というのは絶大な人気を誇るチームですので、試合における熱量も一段と上がります。
ダービーマッチを落とせば、それすなわちタイトル制覇から遠のくこととイコールですからね。
「ビッグ6」は2部降格などとは基本的には無縁の存在だと思っているので、毎年必ず直接対決がありますし、これがリーグ戦終盤で上位同士での対決なんてことになったら、その緊張感たるや半端なものじゃないです。
個人的には「ノースウエストダービー」が一番ワクワクしたりします。
両チームのチームカラーが赤色なんで、ホーム、アウェイでのユニフォームの対比が好きですね。
スペインの有名なダービーマッチ
| ダービー名 | 対戦チーム |
|---|---|
| エル・クラシコ | バルセロナ vs レアルマドリード |
| マドリードダービー | レアルマドリード vs アトレティコマドリード |
| カタルーニャダービー | バルセロナ vs エスパニョール |
| セビージャダービー | セビージャ vs レアルベティス |
スペインのラリーガにおいては、やはり、「エル・クラシコ」が激アツです。
リオネル・メッシvsクリスティアーノ・ロナウドが見れた自分は運が良かった。
今となってはそれを実感しますが、二人のスーパースターが去った現在でも、世界的に注目度が高い試合であることは間違いないでしょう。
「マドリードダービー」も要注目ですね。
シメオネ政権になってからのアトレティコマドリードは強いですからね。
イタリアの有名なダービーマッチ
| ダービー名 | 対戦チーム |
|---|---|
| ミラノダービー | インテル vs ミラン |
| トリノダービー | ユヴェントス vs トリノ |
| ローマダービー | ローマ vs ラツィオ |
| イタリアダービー | ユヴェントス vs インテル |
イタリアのセリエＡでは「ミラノダービー」の盛り上がりは凄い印象です。
ミランとインテルは「サンシーロ」というスタジアムをどちらもホームとしている珍しいパターンです。
なので、ダービーマッチは基本的に「サンシーロ」で行われるので、どちらもホームという負けられない戦いですよね。
セリエＡでは、近年「ユヴェントス」が絶対王者として君臨していました。
しかし、一時期凋落気味だったインテルやミランが最近上り調子でリーグ全体の競争が激しくなり、面白味が増したセリエＡは今後も要チェックです。
ドイツの有名なダービーマッチ
| ダービー名 | 対戦チーム |
|---|---|
| デア・クラシカー | バイエルンミュンヘン vs ドルトムント |
| ルールダービー | ドルトムント vs シャルケ |
ドイツブンデスリーガにおけるダービーマッチはいくつかありますが、如何せん「バイエルンミュンヘン」の一強状態が続いているので、リーグの順位を争うような試合になるものが少ない印象です。
もちろん現地のファンからすればバチバチのライバル関係のクラブはあるでしょうけど。
その中でも、「ルールダービー」はメチャクチャ盛り上がりますね。
残念ながら2021-22シーズンにおいては「シャルケ」が二部降格ということで、リーグ戦でのダービーマッチを見ることはできません。
近年の「シャルケ」の凋落ぶりは悲しい限りです。
チーム状況がよろしくないのが伝わってきてしまいますから…。
ただ、あの盛り上がりはぜひ見たいところなので、「シャルケ」には一部昇格を手にしてほしいところです。
フランスの有名なダービーマッチ
| ダービー名 | 対戦チーム |
|---|---|
| ル・クラスィク | パリサンジェルマン vs マルセイユ |
| ショック・ドゥ・オランピック | マルセイユ vs リヨン |
フランスのリーグアンは日本からすると注目度が低いかもしれません。
DAZNでも日本語での実況があるのは「パリサンジェルマン」の試合くらいなものですから。
正直、自分もあまり見ません…。
やはり知名度が高いチームが少ない印象なんですよね。
移籍市場などでも目立つのが「パリサンジェルマン」くらいのもので、良くも悪くも「パリサンジェルマン」が目立ちすぎている印象を受けます。
フランスは代表が強く、若手の台頭も凄まじい国なのですが、代表のメンバーが他国リーグのチームの主力が多いということもあり、リーグアンの盛り上がりにはあまり寄与していない気がしますね。
国内のチームから代表で大活躍する選手が出てくると、もっと日本などでも盛り上がるのかなと素人ながらに考えてしまうところです。
ただ、リオネル・メッシが移籍してきたというのは大きな出来事だと思います。
世界的な注目度が爆増するはずですから。
まとめ
非常に個人的な「ダービーマッチ」まとめになってしまいました。
ただ、土地柄によるチームの対立を知ると、今後試合を見るときに楽しみが増えますよね。
応援に来ているファンは普段同じ町に住む住人なのに、スタジアムでは煽り合う関係なわけですから。
日常生活でも対立があったりするんじゃないかと想像してしまいます。
今後も要注目の「ダービーマッチ」を押さえて、サッカー観戦を楽しみましょう！