ELTEAです。
サッカーで勝つためには点を取ることが必要です。
リーグ戦で勝ち点3を手にすることがリーグ制覇には欠かせませんし、負け試合を引き分けに持っていくことのできるエースがいるチームは強いです。
今回はスペインのサッカーリーグであるラ・リーガの最強の点取り屋に与えられる賞であるピチーチ賞を獲得した選手を紹介します！
ピチーチ賞とは
スペインのサッカーリーグ、リーガ・エスパニョーラのプリメーラ・ディビシオン（1部）とセグンダ・ディビシオン（2部）それぞれで、1シーズンに最も多くのゴールを挙げた選手に与えられる賞である。スペインのスポーツ紙マルカが主催しており、1952-1953シーズンに制定された。賞の名前は1910年代から1920年代にかけてアスレティック・ビルバオで活躍したフォワード、ピチーチ（本名：ラファエル・モレノ・アランサディ）に由来する。マルカ独自の判断によって集計を行うため、スペインプロリーグ機構(LFP)の公式記録と異なることがある。
wikipediaより引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%81%E8%B3%9E
2000年以降のピチーチ賞一覧
| シーズン | 受賞選手名 | 所属チーム | 得点数 |
|---|---|---|---|
| 2000-2001 | ラウル・ゴンサレス | レアル・マドリード | 24 |
| 2001-2002 | ディエゴ・トリスタン | デポルティーボ・ラ・コルーニャ | 21 |
| 2002-2003 | ロイ・マカーイ | デポルティーボ・ラ・コルーニャ | 29 |
| 2003-2004 | ロナウド | レアル・マドリード | 24 |
| 2004-2005 | ディエゴ・フォルラン | ビジャレアル | 25 |
| 2005-2006 | サミュエル・エトー | バルセロナ | 26 |
| 2006-2007 | ルート・ファン・ニステルローイ | レアル・マドリード | 25 |
| 2007-2008 | ダニエル・ゴンサレス・グイサ | マジョルカ | 27 |
| 2008-2009 | ディエゴ・フォルラン | アトレティコ・マドリード | 32 |
| 2009-2010 | リオネル・メッシ | バルセロナ | 34 |
| 2010-2011 | クリスティアーノ・ロナウド | レアル・マドリード | 41 |
| 2011-2012 | リオネル・メッシ | バルセロナ | 50 |
| 2012-2013 | リオネル・メッシ | バルセロナ | 46 |
| 2013-2014 | クリスティアーノ・ロナウド | レアル・マドリード | 31 |
| 2014-2015 | クリスティアーノ・ロナウド | レアル・マドリード | 48 |
| 2015-2016 | ルイス・スアレス | バルセロナ | 40 |
| 2016-2017 | リオネル・メッシ | バルセロナ | 37 |
| 2017-2018 | リオネル・メッシ | バルセロナ | 34 |
| 2018-2019 | リオネル・メッシ | バルセロナ | 36 |
| 2019-2020 | リオネル・メッシ | バルセロナ | 25 |
| 2020-2021 | リオネル・メッシ | バルセロナ | 30 |
| 2021-2022 | カリム・ベンゼマ | レアル・マドリード | 27 |
ラウル・ゴンサレス
Embed from Getty Images2000-01シーズンにピチーチ賞を受賞した選手です。
所属クラブは「レアルマドリード」です。
2000-01シーズンの得点数は「24」。
背番号は「7」を背負っていました。
まさにレアルマドリードのエースであり象徴的な選手です。
2021年現在、レアルマドリードの下部組織であるカスティージャの監督を務めています。
ディエゴ・トリスタン
Embed from Getty Images2001-02シーズンにピチーチ賞を受賞した選手です。
所属クラブは「デポルティーボ・ラ・コルーニャ」です。
2001-02シーズンの得点数は「21」。
ディエゴ・トリスタンの活躍した2000年代初頭は「デポルティーボ・ラ・コルーニャ」の黄金期で、1999-00シーズンにはリーグ制覇を成し遂げています。
ただ、2021年現在、「デポルティーボ・ラ・コルーニャ」は3部リーグに降格しており、サッカーの勢力図の移り変わりを感じます。
ロイ・マカーイ
Embed from Getty Images2002-03シーズンにピチーチ賞を受賞した選手です。
所属クラブは「デポルティーボ・ラ・コルーニャ」です。
2002-03シーズンの得点数は「29」。
チーム黄金期を支えるエースとして活躍しました。
2003年に「バイエルンミュンヘン」へと活躍の場を移しています。
ロナウド
Embed from Getty Images2003-04シーズンにピチーチ賞を受賞した選手です。
所属クラブは「レアルマドリード」です。
2003-04シーズンの得点数は「24」。
1996-97シーズンにもピチーチ賞を獲得しており、当時の所属クラブは「バルセロナ」でした。
ロナウドは「フェノーメノ」（日本語で「怪物」）という愛称で呼ばれるほどの活躍をみせた伝説的な選手です。
ディエゴ・フォルラン
Embed from Getty Images2004-05シーズン、2008-09シーズンの二度ピチーチ賞を獲得した選手です。
2004-05シーズンの得点数は「25」で、所属クラブは「ビジャレアル」です。
2008-09シーズンの得点数は「32」で、所属クラブは「アトレティコマドリード」です。
ディエゴ・フォルランは2014年から2015年の間、日本の「セレッソ大阪」に所属していたため、日本人の知名度も高い選手でしょう。
サミュエル・エトー
Embed from Getty Images2005-06シーズンにピチーチ賞を獲得した選手です。
所属クラブは「バルセロナ」です。
2005-06シーズンの得点数は「26」。
バルセロナでは、リオネル・メッシ、ティエリ・アンリとの3トップを形成し、チームを牽引しました。
ルート・ファン・ニステルローイ
Embed from Getty Images2006-07シーズンにピチーチ賞を獲得した選手です。
所属クラブは「レアルマドリード」です。
2006-07シーズンの得点数は「25」。
オランダ、イングランド、スペインの3つのリーグで得点王を経験し、UEFAチャンピオンズリーグでも3大会で得点王となった生粋の点取り屋です。
2021年現在、オランダ代表のアシスタントコーチを務めています。
ダニエル・ゴンサレス・グイサ
Embed from Getty Images2007-08シーズンにピチーチ賞を獲得した選手です。
所属クラブは「マジョルカ」です。
2007-08シーズンの得点数は「27」。
スペイン代表としても試合に出場しており、2008年のユーロ優勝を経験している。
リオネル・メッシ
Embed from Getty Images2009-10シーズン、2011-12シーズン、2012-13シーズン、2016-17シーズン、2017-18シーズン、2018-19シーズン、2019-20シーズン、2020-21シーズンの8度ピチーチ賞を獲得した選手です。
2009-10シーズンの得点数は「34」。
2011-12シーズンの得点数は「50」。
2012-13シーズンの得点数は「46」。
2016-17シーズンの得点数は「37」。
2017-18シーズンの得点数は「34」。
2018-19シーズンの得点数は「36」。
2019-20シーズンの得点数は「25」。
2020-21シーズン の得点数は「30」。
いずれも「バルセロナ」で成し遂げた記録となります。
サッカーの歴史に名を残す伝説的な選手です。
2012年には公式戦69試合に出場し91得点を記録するという偉業を成し遂げています。
バルセロナの下部組織出身で、まさにバルセロナ一筋というキャリアを送ってきました。
2021-22シーズンに不本意な形でバルセロナを去ることとなったのは、サッカー界において大きな出来事だといえるでしょう。
クリスティアーノ・ロナウド
Embed from Getty Images2010-11シーズン、2013-14シーズン、2014-15シーズンの3度ピチーチ賞を獲得した選手です。
2010-11シーズンの得点数は「41」。
2013-14シーズンの得点数は「31」。
2014-15シーズンの得点数は「48」。
いずれも「レアルマドリード」で成し遂げた記録となります。
レアルマドリードに在籍した2009年から2018年の9年間で438試合で451ゴールを決め、レアルマドリードの歴代最多得点選手となっています。
史上最高の点取り屋との呼び声も高く、サッカー史上最多得点記録を塗り替えるという偉業を成し遂げており、現在も記録を更新し続けています。
ルイス・スアレス
Embed from Getty Images2015-16シーズンにピチーチ賞を獲得した選手です。
所属クラブは「バルセロナ」です。
2015-16シーズンの得点数は「40」。
リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの得点王争いに待ったをかけた唯一の選手となっています。
「MSN」と呼ばれるメッシ、スアレス、ネイマールの超強力3トップを形成し、得点を量産しました。
カリム・ベンゼマ
Embed from Getty Imagesリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドという圧倒的二大巨頭がラリーガを去り、ベンゼマがラリーガを制しました。
2021-22シーズンの得点数は「27」。
所属クラブは「レアルマドリード」です。
2009年から「レアルマドリード」に所属するベンゼマはコンスタントに結果を残してきました。
これまで賞が取れなかったことが不思議なくらい素晴らしい選手です。
まとめ
2010年ごろからは「メッシ」と「クリスティアーノ・ロナウド」の熾烈な得点王争いがラ・リーガの見どころの一つでした。
得点王の記録を並べてみると、いかにこの二人が飛びぬけていたかが顕著に分かります。
この偉大な二人の記録に並ぶような選手は現れるのでしょうか。
今後は誰が得点王を取るのか非常に注目です！
